ニュース時事能力検定試験必敗法

少し前まで、ニュースでよく聞いた言葉に、

「ホワイトカラーエグゼンプション」と言うものが御座いました。

はてさて、どうやら英語らしいので御座いますが、なんとも長く、
しかもピンとこない言葉で御座います。
正確さより、分かりやすさを優先させてご説明申し上げるならば、
こういうことで御座いましょう。

「事務職の諸君。
これから、君達は、自分自身で労働時間を管理してね。
ええと、労働基準法によると、労働時間は週40時間だから、
週40時間の範囲内で、今まで通りの量の仕事をこなすように。
あ、そうそう、もし、労働時間が週40時間を越えたとしても、
残業代は出ないから、そこんとこ、よろしく。
え?週40時間以内に仕事を終わらせるなんて無理だって?
そこはほら、各人の創意工夫ってことで。」

従来、「自分で自分の労働時間を管理する」と言うのは、
管理職の特権で御座いました。
その管理職の特権をホワイトカラーにも与えてやろうと言うのが、
この「ホワイトカラーエグゼンプション」の大義名分で御座います。

しかしながら、そもそも「管理職」とは何で御座いましょうか?

ワタクシが考えます現実に即した言い方、
ありていに申せば、意地悪な言い方をいたしますれば、


「会社内で自分より下位の人間を、

自分だけの都合で振り回して良いとのお墨付きを

会社よって与えられた古株の社員」



と言うことがいえるのではないでしょうが。

ワタクシの日頃の怨嗟がこめられておりますが、
わたくしのこの定義、
全くの的外れでは御座いますまい。

自分の都合で他人を働かせることができる「管理職」であるからこそ、
「労働時間を自ら管理」できるので御座いまして、
他人の都合にあわせて働かねばならない平社員は、
「労働時間を自ら管理」出来ようハズも御座いません。

「いつまでにヤレ」と上司に言われれば、
「かしこまりました」と答え、
「コッチの方を今すぐヤレ」と上司に言われれば、
内心では、どのような言葉が喉元までこみ上げてこようとも、
「ハイ」と口先ではご返事申し上げるのが、
ワタクシ達「平社員」たしなみなので御座います。
エエ、ワタクシ達に「否!」と言える権限を、
会社は与えてくれるはずも御座いません。

かくのごとくして、ワタクシ達のアフターファイブの予定は脆くも崩れ去り、
ある人は、「いとしい人」に、
ある人は、「お子様」に、
またある人は「友人」に、
予定変更や断りの電話をしなければならないことと相成るので御座います。

しかしながら、睡魔に耐えながらも、長時間の苦行に耐えた自分への「ご褒美」、
あるいは、大事な人と過ごす楽しいひと時を奪われた悲しみを癒す唯一の「慰め」、
はたまた、迷惑をかけた人へお詫びをする際の「資金」、
まあ、ワタクシの場合は、憂さ晴らしのための酒代の「資金」となるべき時間外手当、
すなわち「残業代」を奪おうというのが、
「ホワイトカラーエグゼンプション」と言う制度なので御座います。

以上は、ワタクシの私的な解釈で御座います。
もし、アナタが、就職試験の時事問題を解く時や、
ニュース時事能力検定試験を受験される時に、
『ホワイトカラーエグゼンプションとはなんぞや』と問われましたらば、
「平社員が自棄酒を飲めなくなる制度」と解答してはなりませぬ。
試験の採点者は喜んでアナタの答案に大きなバツをつける事、相違ございまぬ。

では皆様のご検討をお祈りいたしまして、
今宵はこれまでにいたしたく存じます。

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