言い訳の研究 番外2-1 ~「『慰安婦検証記事』朝日OBはこう読んだ」を読んで~
前回の続きです。
朝日新聞の元主筆はさらに自己正当化を続けます。
曰く、
「記事を捏造したと言うのは誤り。
吉田氏にだまされたのであって、捏造とは次元が異なる。」
すばらしいです。
この中に、いくつもの言い訳が含まれています。
元主筆は「記事の『捏造』」というコトバの意味を
「意図的にウソの記事を書くこと」
と非常にせまい解釈をすることで、
「自分たちの行為は捏造ではない。
故に朝日新聞への批判は的外れである。」
と主張したいようです。
見事です。
つまりこういうことです。
あるとき、小学生のA君が同級生のB君に怪我をさせてしまいました。
そこで、先生はA君を叱りました。
「A君、B君を叩いたら駄目じゃないの。B君に謝りなさい」
するとA君はこう言って、B君への謝罪を拒否しました。
「叩いたんじゃないもん。ちょっと蹴っ飛ばしただけだもん」
ココで問題なのは、「叩いた」か「蹴った」かの問題でしょうか?
違います。
A君がB君に暴力をふるい、怪我をさせたことです。
追求する側のコトバ尻をとらえて、自らへの批判そのものを不当なものとする。
このテクニックを一般に「揚げ足取り」と言います。
朝日新聞の元主筆はさらに自己正当化を続けます。
曰く、
「記事を捏造したと言うのは誤り。
吉田氏にだまされたのであって、捏造とは次元が異なる。」
すばらしいです。
この中に、いくつもの言い訳が含まれています。
元主筆は「記事の『捏造』」というコトバの意味を
「意図的にウソの記事を書くこと」
と非常にせまい解釈をすることで、
「自分たちの行為は捏造ではない。
故に朝日新聞への批判は的外れである。」
と主張したいようです。
見事です。
つまりこういうことです。
あるとき、小学生のA君が同級生のB君に怪我をさせてしまいました。
そこで、先生はA君を叱りました。
「A君、B君を叩いたら駄目じゃないの。B君に謝りなさい」
するとA君はこう言って、B君への謝罪を拒否しました。
「叩いたんじゃないもん。ちょっと蹴っ飛ばしただけだもん」
ココで問題なのは、「叩いた」か「蹴った」かの問題でしょうか?
違います。
A君がB君に暴力をふるい、怪我をさせたことです。
追求する側のコトバ尻をとらえて、自らへの批判そのものを不当なものとする。
このテクニックを一般に「揚げ足取り」と言います。
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