今昔物語 1 ~異物混入に思う~

食品への異物混入が話題になっている昨今。
では、過去に食品への異物混入がなかったのかといえば、
けっしてそんなことはないんじゃないかな。

異物混入事件そのものはあったんだけども、
世間一般に知られていなかっただけではないかと思う。

じゃあ、昔はなぜ、こんな事件があったとしても、
多くの人は知ることはなかったのか。
いや、なぜ今、異物混入事件が世間を騒がせているのか。

以下、僕の考え。

消費者が変ったから。
もっと言うと、一般の消費者が世界に向けて情報発信できるようになったから。
ブログ、ツイッター等の手段を手に入れた一般消費者は
今までの消費者とは一味もふた味も違う。
自腹を切って購入した商品への感想をストレートに表現し、それを世界に発信する。
食品への異物混入なんて、これ以上ないイベントだ。
よし、写真つきでアップロードしてやろう。
かくして、事件は日本中に広まっていく。
消費者の持つ情報の発信力、拡散力は、昔とは桁違いなのだ。

一昔前は食品に異物が入っていたとしても、
メーカーに文句を言って、それでおしまい。
仮にメーカーの担当者の謝罪で気がすまなかったとしても、
せいぜい、知り合いに愚痴る程度。
これが、広まったとしても、狭いコミュニティーの中で収まってしまう。
世間一般の人に広まることはあまりない。

そう言えば、昔大手ハンバーガーチェーンの
ハンバーガーの肉にミミズが入っていたという噂、
或いはそこのハンバーガーには猫の肉を使っている噂は、
ハズレ商品を食べさせられた消費者の愚痴に
尾ひれがついて世間に広まってしまったものなのかもしれない。


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