おじさんの読書感想文 1「セブンス」

おじさんになって、ライトノベルにはまってしまいました。

さてライトノベルの定番といえば、異世界で異能を発揮して迷宮に潜り、
魔物を退治し、お金を稼ぎ、ハーレムを作り、ついでに魔王を倒しちゃう、
そんな物語が多いのですが、
この作品「セブンス(作:三嶋 与夢)」もそんな感じ。

あらすじは、元貴族の少年、ライエル・ウォルトがご先祖様達から伝えられる
知恵や魔術を武器に冒険者として成り上っていくお話。
その過程で、女の子を次々と仲間にしてしまうのもお約束といえばお約束。

でも、主人公がちょっと情けなかったり(とくにらいえるサン状態)、
7人のご先祖様のキャラがソレゾレ個性的であったりして読んで楽しい。
特にご先祖様直伝の「悪知恵」には、ニヤリとさせられた。

もともとはネットの投稿サイト「小説家になろう」において読むことが出来た作品だけど、
書籍化に際して大幅に加筆・修正されているので、ネットで読んだ人も楽しめるんじゃないかな。
キャラの設定、性格もちょっと変更されているみたいだし、追加されたキャラもいます。

でもやっぱりこの作品のキモはご先祖様達ですよ。
最初、ご先祖様が7人もいるので、ちょっと大変かもしれないけど、
性格や口調なんかが理解できればご先祖様同士のやり取りは楽しく読める。
一口に貴族といっても、その爵位や時代、或いは立場なんかで考え方も、必要とされる能力も違う。
その違いをご先祖様同士がぶつけ合いながら、
子孫であり本作の主人公であるライエルを鍛え上げていく。
いや、実は御先祖様たちこそが主人公なんじゃないかと思ったり。



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三嶋与夢

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