おじさんの読書感想文 4 「セブンス 2」

剣と魔法のある世界で、
先祖様達が宿る宝玉の助けを借りながら、
冒険者として成長していく元貴族の少年、
『ライエル・ウォルト』の活躍を描いた物語の第二弾。

「小説家になろう」サイトで公開された物語の書籍版だが、
なんと、今巻は完全新規エピソード。
Webでは読めなかったライエル達の活躍が楽しめます。

今巻では、『アリア・ロックウォード』『ソフィア・ラウリ』の
二人の少女が新たなパーティーメンバーとして加わります。

ライエル達は小領主同士の揉め事を「なんとか」するために
現地へ派遣されますが、彼らの揉め事は結構根深かく、
容易に解決できるものではありません。
おまけに、派遣先の集落の小領主、
さらにはそれを支える補佐役の人が
一癖も二癖もあるため、まとまるモノもまとまらなくなっていきます。

だからこそ、そこは宝玉に宿る御先祖様たちの出番です。
前巻でも見せた彼らの「悪知恵」が生きてくるのです。

さて、今巻でのおじさんの個人的な見所は、
『アリア・ロックウォード』のキレ芸です。
まさに吉本新喜劇の「未知やすえ」さんを彷彿とさせるキレッぷりと
その後の「怖かったね」のギャップ、
そして「アンタの方が怖いわ」というツッコミまでセットになっており、
関西人の自分としては書籍で吉本新喜劇を見た気分でした。

それから、書籍では初登場の「らいえるサン」。
普段のライエル君とは全くの別人と思えるほどの、
ハイテンション状態はWebでも笑わせてもらいましたが、
書籍版でも健在でした。

あと、御先祖様たちが語る「領主とは」という話は興味深かった。
『「良い人」が必ず「良い領主」になれるとは限らない』という話は
いわれてみれば成る程と思える。
領主として苦労してきたご先祖様ならではの意見でした。



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三嶋 与夢

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